普通よりちょっといい感じで生きていけたらな

社畜も起業も違うんじゃないの?って視点で働き方を考えているつもりのブログ

転職はしてみたほうがいいと思う理由

比較してみないと人間ってあんまりわからないと思うの。

 

価格.comなんかで購入予定品の価格を比較した経験は皆さんある事と思う。価格.comは金銭的なメリットを得るためという目的が大きいが、その目的のみならず、何かを考える際「比較する」という事は非常に大事な行為だ。比較する事によって、点は座標となり、相場は形成され、当たり前だったものに新しい発見が起きる。

 

働くという行為は人生において大切だ。自己の存在意義や社会的貢献がどうという事ではなく、単純に割り当てる時間が膨大だからだ。いわゆる普通のルートでサラリーマンをして定年を迎えた場合、通勤時間も含めると人生の半分以上を働く事に関連する時間が占める。その次に占める行為は睡眠だ。だから、どんな働き方をするのかという事は人生を左右する。

 

新卒一括採用の日本において、いきなり自分にドンピシャな会社に入れる事はあまり無いだろうと僕は思う。学生が外部から伺い知れる事など知れている。だが人は賢いので、社会的地位、待遇等で優位な大企業を選び、その内容を持って自己暗示をかけ、そこに居る自分を正当化する。

 

それ事態は別になんら反社会的な行為でも、問題ある行為でもない。人は変化を嫌う部分があるから当然ですらある。しかし「留まるという選択」をしている・し続けているという事実は認識しておいて損はない。

 

そう、その行為は選択なのだ。人生の半分以上の時間を捧げる会社をここと選択しているのだ。あまりにも日常的過ぎて気づかないが。

 

繰り返すが別にそれは問題がない。僕として否定するものでもない。ただ、もし自分が今の職場に耐え難い不満を毎日持っていたりするならば、転職をもっと今よりも気軽に検討してみても良いと思う。それは比較といって新しい視点をもたらす行為だ。

 

そしてそれがいわゆる失敗だとしても気にしなくてもいい。世の中は非常に自由であり、特に職業選択の自由憲法お墨付きの権利だ。失敗は実験のただの1つの結果であり、特に転職においては失敗が全てとはならない。転職を繰り返し、比較しながら、自分が自分らしく働ける働き方とは、構成要素とは何か?を理解して行けばいい。

 

なお僕は自己の企業も含め多数回転職しているが、2つ目の会社を辞めた事をとても後悔している。転職を考えている人は、そんな人に話をしてみるのもいいことだと思う。いつかそんな相談をこのサイトで受けたい。